【python/制御構造】if文による条件分岐を徹底解説!

python

この記事では制御構造のif文について解説して行きます。

この記事では赤い枠が作成、青い記事が例題を書いてみます。

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if文とは

if文は条件分岐をする構文です。

指定した式がTrueかFalseに応じて実行するプログラムが分かれます。

分かりやすく言えば「もしこの数字ならAの式を実行し、数字が違えばBの式を実行する」のような感じです。

pythonでは最も多く使う条件分岐です。

この記事で学べる事

  • if文の使い方
  • else節の使い方
  • elif節の使い方
  • 条件式の使い方

if文の作成方法

if文の作成は式の後に:(コロン)を書いて改行し、次の行をインデント(スペース)して書きます。

インデントをしている限りはif文として扱われます。

#if文の作成
if 式:
    文・・・ ←【if文の内側】
文・・・   ←【if文の外側】

このようにしてif文を作成します。

次にif文の例題を書いてみます。

まずはif文がTrueの場合の式を書きます。

#if文の例題(Trueの場合)
number = '123456'
if number == '123456': 
    print('python') 
#表示結果
'python'

次はFalseの場合の式を書きます。

#if文の例題(Falseの場合)
>>>number = '123456'
>>>if number == '789': 
>>>    print('python')
#表示結果
     ←【Falseの場合は何も表示されない】

上のプログラムでは数字が789の場合の為Falseとなります。

上のプログラムの通りFalseの場合は何も表示されません。

また番号を変更するのにプログラムを変更するのは少し面倒です。

なので番号をキーボードから入れられる方法input関数を使います。

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input関数

input関数はキーボードから番号を指定することができます。

input関数の引数に文字列を指定するとプロンプト(入力することが出来る文字列)を表示させることが出来ます。

#input関数の作成
input(文字列) ←【これでプロンプトを表示できる】

このようにしてinput関数を使います。

また入力内容を変数に代入することもできます。

#入力内容を変数に代入する方法
変数 = input(文字列) 

input関数を使い、例題を書いてみます。

#input関数を使った例題
>>>number = input('Number:')
>>>if number == '789':
>>>    print('python')
Number:789 ←【番号を入力できる】
#表示結果
'python'

Number:の部分にキーボードから入力することが出来ました。

else(エルス)節の使い方

if文にelse(エルス)節をつけると、Falseの時に指定した文字列を表示させることが出来ます。

else節を作成してみます。

#else節の作成
if 式:
    文・・・ ←【Trueの時に実行する】
else:     ←【Falseの時に実行する】
    文・・・
文       ←【if文の外側】

このようにしてelse節を作成します。

次にelse節の例題を書いてみます。

#else節の例題
>>>number = input('Number:')
>>>if number == '789':
>>>    print('victory')
>>>else:
>>>    print('lose')
#表示結果
Number:123
'lose'  ←【Falseの時も表示される】

このようにelse節を使うとFalseの時も文字列を表示させることが出来ます。

elif(エリフ)節の使い方

if文にelif(エリフ)節をつけると式の値がFalseだった時にまた別の式を実行してくれます。

#elif節の作成
if 式A:
    文・・・ ←【ifの式AがTrueの時に実行】
elif 式B:   ←【ifの式AがFalseの時に実行】
    文・・・ ←【ifの式BがTrueの時に実行】
文・・・      ←【if文の外側】

このようにしてelif文は作成することができます。

また、elif文は複数並べて書くこともできます。

#複数のelif節の作成
if 式A:
    文・・・ ←【式AがTrueの時に実行する】
elif 式B:
    文・・・ ←【式AがFalseで式BがTrueの時に実行する】
elif 式C:
    文・・・ ←【式Aと式BがFalseで式CがTrueの時に実行する】
文・・・   ←【if文の外側】

このようにelifは複数並べて書くこともできます。

次にelif節の例題を書いてみます。

#elif節の例題
>>>number = input('Number:')
>>>if number == '789':
>>>    print('1st-victory')
>>>elif number == '456': ←【elif節】
>>>    print('2st-victory')
>>>else: ←【else節】
>>>    print('lose')
#表示結果
Number:456
2st-victory

このようにif文の式の値がFalseだった時にまた別の式を実行してくれます。

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条件式の使い方

条件式とは条件分岐を行うための構文です。

条件式は「条件式」「式A」「式B」の3つの項目があるので三項演算子と言われます。

条件式はif文を使っても書けますが、条件式を使うほうがプログラムを簡潔に書くことが出来ます。

#条件式の使い方
式A if 条件の式 else 式B

例題を書いてみます。

#例題
>>>number = input('Number:')
>>>print('1st-victory' if number == '123' else 'lose') ←【条件式】
#表示結果
Number:123  
1st-victory 

このように条件式を使えばプログラムを簡潔に書くことが出来ます。

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まとめ

if文は条件式で最も多く使用されるプログラムです。

この記事を見ればif文の大体の使い方がわかると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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